子どもの頃から自己肯定感が低かった。自分が大嫌いだった。何事も継続できなかった。
だからかもしれない。考え始めたのはきっと八年?十年ぐらい前かな。実はあこがれていた。
自分がちっぽけな人間だって知ってる。この世にすごい人たちがたくさんいらっしゃるのも知ってる。でも、こんな私だけど、お金がかかってもいいから、自費出版してみたいと思っていた。自分の記録を残すのもいいんじゃない?だって誰に迷惑をかけるわけじゃなし。
実は本の表紙は同じくメルボルン在住の友人のおねえちゃん(とは言っても私とタメなので同い年)のKさんにもう完成してもらっていた。Kさんは日本でキャラクターデザインなどに携わるお仕事をしていて、とてもステキな表紙絵を書いて下さった。
けれど!素敵な表紙ができたにも関わらず、私はなーんにも書いていなかった。一文字すら!できていたのはこの表紙とタイトルだけ。タイトルも「夢をおいかけて」。
なぜそんなにも作業がすすめられなかったかというと、どうやったらいいのかぜーんぜん分からなかったから。
日本の自費出版のウェブサイトを見ていただけ。いくらくらいになるかちょろ見しただけ。お金だけ払ってすべて丸投げする作戦。つったって、一文字も書いてなくて、自費出版の会社だって「それムリ!」で終わることは明確。チーン。
日本語教師の仕事がすごく忙しくなり、そんな事をしようとしたことさえ、すっかり忘れかけていた。
それは2020年の9月か10月ごろの事。ユーチューブでとある女性に目が留まった。それがライティングカレッジの野口真代先生(まよまよ先生)だった。
なんだろう、この人!ライティングってそんなにも情熱を傾けることができることなんだろか。(疑惑)
よくわからないまま、彼女の動画を見漁りまくった。
で、感じたのはズバリ「可能性」。私のライターとしての可能性ってひょっとして有りなんじゃないか?実は、書くことはそんなに嫌いじゃない。
確かに、まよまよ先生のおっしゃるとおり、時代が変わっても何かを伝達するツールは文章である。文章がなくなることはない。いや、これからは、もっともっと文章を使って伝えるという需要が増える。
しかし!一体ライティングとはなんぞや?まったく無知の極み!
まもなく、私はまよまよ先生のストリートアカデミーの単発の初心者向けの講座を受けることとなる。たしか、2時間くらいかな?2000円の講座。これで興味が出るか出ないか、とりあえずやってみよう。
そして、まよまよ先生の情熱に打たれてしまった。ズキューン!と。
その講座でまよまよ先生がおっしゃったとおり、まず文章を毎日書くという事を始めた。そして、21世紀のホットなプラットフォーム、このnoteでの執筆を始めた。とりあえず、30記事書いてみよう。始めなければ、何も始まらない。(あれ、日本語合ってる?)
まず、ノートに1から30まで書いて、日にちを書いてみた。noteへ投稿したら、そこに☑を入れる。
あああ、毎日の記事の投稿なんて三日坊主の私にできるんだろうか。けど、これができなかったら、ライティングに関わるお仕事なんてサラサラもらえるわけないよね。
眠くて頭をラップトップにぶつけそうになったり、寝よだれをたらしそうになったり。(このラップトップは学校から借りてるからいいんだ!ってそうじゃなくて!)時には何を書いていいか全くわからず。時にはノリノリで!
そんな私はnoteさんのシステムに何度も何度も助けられた。こんなに継続しないわたしをなんとか継続させてくれている。何事もシステムが大事なのね。こんなシステムを作ってくれて、さすがnote様さま、ありがたや、ありがたや。
noteで多分30記事以上続けて投稿できた!と思ったころかな、気がついたらポチってた。まよまよ先生の本講座。
キメのコピーは「あなたも電子書籍を出版できます。」
ついに!2021年1月からの約3か月、まよ先生のビシバシなキレッキレの講座を受講!こんなにたくさん一気にいろいろな新しいことを覚えたり、トライしたのは久しぶり。ICTが苦手だし、もう頭がパンクしそうだった。そのくらい濃厚な時間。それと同時に一緒に切磋琢磨するすばらしい仲間との出会い。おどろくほど優秀な人たちがまよまよ先生の元で学びたいと集まってきた。こんなすごい人たちの中で、私、やっていけるのかな。そのように恐れおののいている時、ライカレの頼もしい先輩方が助け舟をだしてくれた。
そして、印象に強く残っているのは、まよまよ先生のGiveの精神。生徒に高度な知識を徹底的に惜しみなく提供し続ける。
マーケティングや、集客、表紙や章ごとのタイトル、マインドセット、その他もろもろの課題を一つずつ、少しずつ、何とかヒーヒー言いながら終わらせ乗り越えてきた。同期のみんながチャットルームやツイッターで助けてくれた。
そして最後の課題についてのまよまよ先生の一言。
「じゃ、これからは2万字書いてみましょう!」
ひょええええ!キター!遂に!って大丈夫なのか、みゆりん!
がんばった。本当にがんばった。三日坊主のみゆりんが頑張った。一文字も書けていなかった私が。
素敵な表紙は先輩でもあるノーンさん。そして、脚本家の永妻優一先生に説得力半端ない帯を考えてもらった。電子書籍化することでe-Pub化は大人気&仕事速攻のしろくまさんに依頼。まゆ先輩は全員プレゼントを読者様にお届けするためのGASシステム構築の際に貴重な時間を(ふんだんに!)費やして下さった。私のためにこんなにまでしてくださるなんて、涙が出る。じわん。うるる。ちーん。(鼻水かむ音)
もちろん、まよまよ先生の何度となく、いろいろな角度からの丁寧で的確なアドバイスがあったから。厳しいからこそ、時には「良かったですよ。」とまよまよ先生に励まされるとOver the moon(空にも上る気持ち)だった!
無事出版できた時は、肩の荷が下りたと同時になんともいえないやり遂げ感と自分への肯定感が満ちてきた。ここまできたんだから後には引き下がれないよという気持ちだけで最後は頑張った。
嬉しさが込み上げてきた。みゆりんにも出来た。信じられない。一文字も書けていなかった私が!自分を褒めて遣わそう。普段自分を褒めない私が、初めて自分を心から褒めた瞬間。
もちろん、出版した後にもいろいろやることがあり、「そうそう、そこなんです、わからなかったとこ!」と悩んでいた私に、まよまよ先生は時間的にも内容的にもピンポイントなケアをしてくださった。
そして、な、な、なんと!
フツーのOLがオーストラリアでやりたい仕事を見つけた話 は
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をいただきました。その少し前に出した電子絵本、
てるてるぼうずのまほう The Magic of Teru Teru Bouzu は
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をいただきました。
私の本が新着一位、ベストセラーになるなんて。
もう、死んでもいいね!(まだ死なないけど。)
何が一番言いたかったというと、やっぱりやってみたいと思う事はやらないと人生つまんない、ということ。やりたいことをやらなかったら絶対悔いが残ると思うから。
でも、電子書籍を出版したこと以上に、まよ先生はじめ、私のために関わって下さったたくさんの素晴らしい方々との出会い、そして学びは私にとって何にも代えがたい宝物になった。そして、貴重なお金を出して私の本を買い、貴重な時間を使って私の本を読んで下さった神読者様。
この場で皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。ぺこり。(深々)🙇♀️🙇♀️🙇♀️
私の人生を劇的に変えたライティングカレッジ。今度はあなたが人生を変える番です。
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